【銘柄分析】ゲーム制作で必須!ユニティー・ソフトウェア(U)の企業分析
ユニティー・ソフトウェア(U)について
2020/9中旬にIPOしたばかりの銘柄で、ゲーム制作に用いられるソフト「Unity」で有名なユニティー・ソフトウェアについて解説します。
ェブサイト
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電話番号
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+1 415-539-3162
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従業員数
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3,379
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代表者役職名
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代表者氏名
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業種
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ソフトウェア
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時価総額(百万ドル)
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24,604.12
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売上高(百万ドル)
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541.78
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企業価値(EV)(百万ドル)
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25,111.84
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当期純利益(百万ドル)
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-163.19
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EBITDA(百万ドル)
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-115.96
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事業概要
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ユニティ・ソフトウェア(Unity Software Inc.)(ユニティ)は、インタラクティブなリアルタイム3次元コンテンツを作成及び操作するためのプラットフォームである。
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事業内容
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プラットフォームは、携帯電話、タブレット、パーソナルコンピューター、コンソール、拡張現実及び仮想現実デバイス向けのインタラクティブなリアルタイム2次元(2D)及び3次元(3D)コンテンツを作成・実行・収益化するための一連のソフトウェアソリューションを提供する。ユニティで作成されたコンテンツはリアルタイムであり、ユーザーの行動とフィードバックに即座に適応できる。ユニティのCreate Solutionsは、コンテンツの作成者、開発者、アーティスト、デザイナー、エンジニア、建築家がインタラクティブなリアルタイムの2D及び3Dコンテンツを作成するために使用する。Operate Solutionsは、エンドユーザーに関与し、コンテンツを実行して収益化する能力を顧客に提供する。
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決算概要
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BRIEF: For the six months ended 30 June 2020, Unity Software Inc revenues increased 39% to $351.3M. Net loss decreased 19% to $54.1M. Revenues reflect Operate Solutions segment increase of 63% to $112.5M, Create Solutions segment increase of 39% to $55.1M, EMEA segment increase of 64% to $68.4M, APAC segment increase of 47% to $35.3M. Lower net loss reflects Interest Income - Non Bank increase from $686K (expense) to $1.2M (income).
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2018/12 連
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2019/12 連
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同業種平均
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発表日時
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2020/08/24
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2020/08/24
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決算期 連・単
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連
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連
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売上高
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380.76
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541.78
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1,793.33
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売上原価
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81.27
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118.60
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566.02
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販売費一般管理費
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225.72
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314.32
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520.58
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営業利益
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-130.30
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-150.67
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410.71
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税引き前当期利益
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-132.63
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-153.24
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391.12
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当期利益
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-131.60
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-163.19
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322.33
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減価償却費
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16.66
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19.54
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94.77
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研究開発費
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204.07
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255.93
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313.59
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EPS
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-0.55
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-1.15
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-0.26
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潜在株式調整後EPS
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-0.55
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-1.15
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-0.27
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一株当り配当
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0.00
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0.00
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0.47
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簡易的な物理演算が可能なプラットフォーム「Unity」の制作会社です。
今世の中にあるゲームの50%はUnityで作られていると言われるほど、ゲーム業界とは密接な関係にある媒体です。
無料で大半の機能が使えてかなり使いやすく、学生や個人にとっては非常に貴重なツールで、そのおかげでシェアを拡大しているものと思います。
また、物理演算も得意だったり、最近話題の機械学習のライブラリ(ML-Agent)も備えていたりと、今ゲームづくりをしたいと思う人は間違いなく避けて通れないゲームエンジンです。
PS4やSwitch等の家庭用ゲーム機、Windows、Mac等、大体のプラットフォームでビルドできるため、これ一つ使えるようになればどの媒体でもゲームが作れます。
また、Asset Storeというユーザが作ったアセット(テクスチャやアニメーションなどをワンパッケージ化したもの)も無料で使えるものがあったりと、開発者同士のコミュニティ面でも充実しています。
私自身も一度の機械学習を体験してみたいと思い、パソコンにインストールして遊んでみました。独学でもそこそこ満足できるぐらい弄れて、ネット上に情報が沢山あり初学者にありがちな「良くわからなくなって聞ける人も居なくて詰む」といったことも起きにくいため非常におすすめです。
ということで私個人としてはこの銘柄は長期的に持ち続けていく予定です。
ティッカーシンボルが「U」一文字と言うのもなんとなく縁起が良いですね。
売上は伸びてはいますがまだ赤字が多く、これからに期待です。
テクニカル上はまだ方向感が定まっていないですが、IPO後にここまで上昇する銘柄は珍しいと思います。
雑記
今日は全面的に弱気な展開です。
0時時点でダウは-0.94%、NASDAQは-1.50%で特にハイテク株に売りが集中しているようです。
決算を控えており、直近の含み益を確定する動きがあるのかもしれません。
KC(キングソフト ・クラウド・ホールディングス)が3日ほど前にMACDのゴールデンクロスを形成していましたが、今度はデッドクロスを形成しそうな場面です。
こういう時は短期的には損切りしたほうが良いと思いますが、私はまだ持ち続けたいと思います。
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