株の売買判断方法について(ツール編)
本日は私が投資に使っている情報収集用のツールやウェブサイトを紹介致します。皆さんの投資ライフを強力に支えてくれるものもあるかと思いますので、ぜひご覧ください。
テクニカル分析方法については過去にまとめましたのでこちらを御覧ください。
株の売買判断方法について(テクニカル分析、MACD編) - ときわの米国株資産運用
株の売買判断方法について(テクニカル分析、RSI、ボリンジャーバンド編) - ときわの米国株資産運用
- 楽天証券等、ネット証券会社の情報ページ
- TradingView
- AAIIセンチメント調査
- Fear & Greed Index
- Market Chameleon
- Fintel
- 米国株 決算マンさん
- まとめ
楽天証券等、ネット証券会社の情報ページ
私はメインで楽天証券を使っている、というだけなので、SBI証券でもマネックス証券でもなんでも良いですが、証券会社の企業概要情報や財務情報で概ねの企業の情報は仕入れることができます。最新情報をキャッチアップ出来ているかは証券会社に寄ったりして結構異なりますが、大体の状況を掴むには十分です。
楽天証券の場合、以下のように個別銘柄のページでは企業情報のタブや財務情報のタブがありますので、そこをクリックして確認してください。
TradingView
これは皆さん会員登録してぜひ使ってほしいチャート分析ツールです。有料版もありますが無料版で十分です。スマホアプリ版もあります。
指数、個別銘柄、ETFはもちろん、VIXやセンチメント調査結果等もこちらで網羅しており、これで見れない銘柄は無いんじゃないかというぐらい世界中の金融商品のチャートを網羅しています。
コミュニティツール的な要素もあり、他のユーザのアイディアを参考にしたりすることも出来ますが、基本的な使い方はフル機能チャート昨日からテクニカル分析をすることかと思います。以下をクリックすると、
詳細なチャートが表示されますが、私の場合、ボリンジャーバンド、MACD、RSIを表示するように設定しています。画面上部のインジケーターをクリックして表示されるメニューから、好きなインジケーターを追加してみてください。
同時に表示できるのは無料版だと3つまでなので、物足りなさを感じるかもしれませんが、だいたいはこれで十分です。
あと、皆さんに特におすすめしたいのが、右側のウォッチリストに所持銘柄を入れておくことです。
最初からS&P500インデックス指数とかは入っていますが、右上の+ボタンからティッカーシンボルを入れることで好きな銘柄をウォッチリストに入れることが出来ます。
一日一回このウォッチリストから各商品の変動を一気に見たり、チャート分析も一気に出来ますので、自分のポートフォリオの現状をつかみやすいです。私は一日に一度、忙しくても見るようにしています。
ネット上に有る他のチャート分析ツールと比べて、無料なのに明らかにできることが多くて利便性が高く、日々重宝しています。
スマホアプリ版も結構操作性がよく、同じアカウントでログインしたらウォッチリストの情報やテクニカルインジケーターの表示設定が引き継がれているので、株価、テクニカル分析を軽く確認する分には便利です。
AAIIセンチメント調査
https://www.aaii.com/sentimentsurvey
このブログでも度々紹介している、個別投資家の心理状況を表した指数になります。
AAIIはAmerican Association of Individual Investors(アメリカ個人投資家協会)という非営利団体の名前で、AAIIセンチメント調査はそのAAIIが行っている調査で、毎週AAII会員の投資家に「6か月後に株は上がると思うか」を質問し、その調査結果をまとめています。
株価は需給のバランスで決まります。この調査の真髄は「強気と回答している人は既に株を買っている」「弱気と回答している人は既に株を売っている」割合が高いということであり、ポジショントークであることです。そのためその逆張りをする、強気が多い時は株を売って、弱気が多い時は株を買うことで全体的な株価の波に乗れる可能性が高いです。
Fear & Greed Index
こちらもセンチメント系のインジケータです。CNNが出しているインデックスですが、投資家の心理がFear(恐れ)とGreed(強欲)のどちらに振れているかを示しています。AAIIセンチメント調査のように意見を募る形ではなくテクニカル分析で出しているので少し毛色が異なります。以下の7種の分析を統合し、0(Fear)~100(Greed)の範囲で判定されます。
・CBOE 5-Day Average Put/Call Ratio
・Difference in 20-day stock and bond returns
・Net new 52-week highs and lows on the NYSE
・McClellan Volume Summation Index
・S&P500 and its 125-day moving average
・Yield Spread: Junk bonds vs. investment grade
・VIX and its 50-day moving average
125日の移動平均とか、あまり関係ないような指標も含まれているので、そのまま鵜呑みにしてはいけませんが、上記ページに飛んでそれぞれの1年チャートを一通り目を通すことが出来ますので、たまに見るのには良いんじゃないでしょうか。
Market Chameleon
海外サイトで英語ばっかりですが、詳細な銘柄情報が閲覧可能です。閲覧に無料会員登録が必要な項目もありますが、インプライド・ボラティリティとかも見れます。
英語が無理な方はGoogle chrome等のブラウザであればページを丸々日本語訳出来ます。
プレスリリースからは最新の4半期ごとの決算情報も見ることが出来ます。
Fintel
上記のMarket Chameleonで大概の情報は得ることが出来ますが、個別銘柄の空売り比率を確認するためにこちらのサイトを使わせてもらっています。
トップページからアクセスすると英語で分かりづらいですが、URLの最後のティッカーシンボルを変更することで各個別銘柄の空売り比率を確認することが出来ます。(AAPLとかAMZNとか)
空売り比率が上がっているときは空売りしている人が多いので、追証を負う人も多い可能性が高いです。その場合は買い戻しが発生してショートスクイーズ、踏み上げが発生し、さらなる株価の上昇が期待できます。空売り比率が低い時はその逆で、空売りを仕掛けるのに適した状況でもあり、売り圧力が高まる可能性も高いので、そのような形で分析するのに適しています。
米国株 決算マンさん
ツイッターのアカウントをご紹介。この方はおおよそ1日1度ぐらいのペース(決算期は別)でつぶやいていますが、米国の特に成長株について、決算情報を報告しています。米国株の決算情報は速報レベルでなかなかまとまったところがなく、あったとしても英語で分かりづらい傾向にありますが、この方はとてもよくわかりやすくまとめてくださっていますのでちょくちょく見ています。IPO情報とかもつぶやいています。
まとめ
米国株情報はネット上に色々と転がっていますが英語が基本なので、日本株と比べたらまだ理解しにくい状況にあると思いますが、見やすいサイト、使いやすいサイトを使って慣れていくことでだんだん勝手がわかってくるものと思います。今回紹介したサイトは私がよく見ているサイトの一部ですが、これらを使いこなせたらかなり情報を得られて皆さんの投資ライフがより捗ると思います。他にも使っているサイトはあるので、また別の機会に紹介したいと思います。
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