ときわの米国株資産運用

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米国株小型成長株分散投資を中心としつつ日々の資産運用結果を報告します。ファンダメンタル、テクニカル分析も交えて日々オススメ銘柄紹介等、役立つ情報をお伝えしていきます。投資は自己責任でお願いします。

中国EV銘柄が急落中!どこまで下がるか?

  

中国EV銘柄が急落中

ニオ(NIO)、シャオペン(XPEV)、リ・オート(LI)といった中国のEV銘柄が軒並み急落しています。まずはチャートを見ていきましょう。

 

 

■ニオ(NIO)日足チャート

NIO

57ドルぐらいのピークから43ドルまで、この一週間程で約25%下がっています。MACDは下落トレンド入りを示しており、RSIも50をそろそろ下回りそうな頃合いです。

 

 

■シャオペン(XPEV)日足チャート

XPEV

XPEVのほうが落差が大きく、73ドルから49ドルまで、約33%の下落となっております。こちらもMACDは下向き、RSIはNIOよりちょっと高く、今は54ぐらいです。

 

 

 

■リ・オート(LI)日足チャート

LI

LIも48ドルぐらいをピークに現在30.53ドルと、約37%の下落となっております。上記同様にMACDは下向き、RSIは47程度なので明確な下落トレンド入りといったところです。

 

いずれの3銘柄もここ1ヶ月程かなり上がっていましたのでここに来て急ブレーキといった状況です。私のルール的にはLIは売り、他はもう少し様子見といったところですが、更に深堀りしていきましょう。

以降、空売り比率を見てみます。

 

 

■ニオ(NIO)空売り比率

NIO

12/4の空売り比率は36.7%と、空売りする人がかなり多くなっています。空売り比率が高いと、株価が上がったときのショートスクイーズが発生しやすく、さらなる株価上昇につながるので、買いシグナルと見做せる場合が多いです。

チャート上は弱気でしたが、空売り比率的にはNIOはまだ持ってても良いと思えます。

 

 

■シャオペン(XPEV)空売り比率

XPEV

IPOしてから期間が短いですが、12/4時点の空売り比率は16.16%と、直近の1ヶ月ほどの中では最も低くなっています。空売り比率が低いということは、まだ空売りする余地がある、ということで売りシグナルと見做すことが出来ます。チャート上も弱気でXPEVは今は売ったほうが良いと思います。

 

 

■リ・オート(LI)空売り比率

LI

こちらもIPOしてそこまで時間が立っていないのでデータが少ないですが、12/4時点で空売り比率が7.97%とかなり低くなっています。空売りの余地が大いにあるため、売って良い地合いです。私は海外口座を持っていないので売りから入る取引が出来ないですが、チャート的にも空売り比率的にもやってみたくなる状況です。

 

 

ということで、NIOはまだ売り急ぐ必要はなく、XPEV、LIは結構危険じゃないかというのが私の結論です。EV業界は変化が激しく、今後のボラティリティも高い状態が続くことが予想されますので、より注意深く取引に挑む必要があると言えます。企業が淘汰されて株が紙くずになることも覚悟の上です。

 

 

ここで、S&P500にも採用が決まり、順風満帆なテスラ(TSLA)のチャートも確認しましょう。

 

■テスラ(TSLA)日足チャート

TSLA

■テスラ(TSLA)空売り比率

TSLA

 

こちらは株価の急落もなく、空売り比率も平均より高い状態が続いており、中国EV業界の余波で株価が下がる、という確率は低いように思えます。引き続き上昇トレンド継続かと思いますので買い持ちしている人はそのままでいいかと思います。

新たに買い向かうのはちょっと危険ですが、どうしてもこの波に乗りたいという方は少額での投資をおすすめします。出来れば、トレンドが出た直後に買うべきです。

 

 

 

 

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