PayPay証券とは?メリット・デメリットを解説!
2/1よりOneTapBuyという証券会社がPayPay証券に名称変更されました。PayPayをQRコード決済で使っている方は結構多いんじゃないかと思いますが、PayPay証券がどういったサービスを展開しているか、メリット・デメリット等も含めて見ていきます。
PayPay証券とは?
PayPay証券(旧One Tap Buy)は2016年に誕生した日本初の「スマホ証券」です。「資産運用を、より身近に。」をモットーとして、株式投資が初めての人でも手軽に初められる、「3タップで簡単に」「1,000円単位で投資ができる」金融サービスです。
本日よりPayPay証券と名前が変わりますが、これまで同様のサービスが利用可能です。
近年株取引の敷居はどんどん下がってきていますが、投資をしたことがない人にとっては「大金が必要?」「銘柄が多すぎて選びきれない」「投資する暇がない」等という悩みや先入観があるものです。
そのような悩みを抱える投資初心者にこそPayPay証券はおすすめです。
メリット
①1000円から買える
一般的な証券会社では通常1株単位や日本株の場合は単元数100株といった単位で株式の売買が可能ですが、銘柄によっては数百万円する等、個人では投資金額が膨大すぎて投資できないという問題に直面する場合があります。例えば任天堂株は現在1株62,640円で100株から買えるので、最低でも6,264,000円が必要になります。
PayPay証券証券では1000円単位に株式を分割して取引が出来るようにしており、そのような問題点を解決して少額から投資できるという特徴があります。
②投資初心者目線で使いやすいインターフェース、簡単操作
スマホで簡単に株式投資出来る、というところに特化して作られているので、ユーザーインターフェースもわかりやすくて投資初心者目線で作られています。3タップで注文が可能で、時間がない人でも迷わず投資が可能です。
アプリ内では企業のことや投資について学べる漫画も掲載されており、徹底的に初心者目線で作られていることがわかります。
③取扱銘柄は有名企業を厳選
銘柄が多すぎるのも投資初心者にとっては困り物で、何に投資していいかわからないという状態に陥りがちです。PayPay証券では厳選された日本企業、米国企業の優良銘柄が取扱銘柄となっていますので、銘柄選びに時間をかけずに投資が可能です。
④余ったPayPayボーナスで運用が可能
口座開設すら面倒という方は多いと思います。そういう方にオススメなのが、PayPayボーナスで運用が可能な「ボーナス運用」です。
選べるコースは2種類で、SPXLとSPYに連動するように運用します。
デメリット
①指値注文が使えない
指値注文は株の売買時に予め価格を指定し、その価格になったときに自動的に注文する方法のことをいいます。PayPay証券ではそのような指値注文はできません。
②多額投資する場合は手数料が高い
手数料をSBI証券、楽天証券と比較すると以下のようになっています。
■日本株式
購入金額 | PayPay証券 | SBI証券 | 楽天証券 |
1,000円 | 5円 | 50円 | 55円 |
1万円 | 50円 | 50円 | 55円 |
10万円 | 500円 | 90円 | 99円 |
100万円 | 5,000円 | 487円 | 535円 |
※SBI証券はアクティブプラン、楽天証券は超割コース、ポイントは除外
■米国株式
購入金額 | PayPay証券 | SBI証券 | 楽天証券 |
1,000円 | 5円 | 4.95円 | 4.95円 |
1万円 | 50円 | 49.5円 | 49.5円 |
10万円 | 500円 | 495円 | 495円 |
100万円 | 5,000円 | 4950円 | 4950円 |
PayPay証券は少額投資では他証券会社よりも安い手数料で取引が可能ですが、金額が大きくなると他証券会社よりも高くなってしまいます。米国株は少しだけPayPay証券のほうが高いですが、そこまで大きな差ではないです。
少額の長期分散投資には向いていると言えますが、一気に資金を投じたい、という場合には手数料が高くなってしまうというデメリットがありますので注意が必要です。
また、上記の表は取引時間内の場合になります。取引時間外でも売買はできますが、手数料が上がってしまいますのでその点もご注意願います。詳細は以下をご参照ください。
対応銘柄
対応銘柄は以下リンクを御覧ください。有名企業から新興企業まで話題となる銘柄を多数取り揃えております。既に高くなっている銘柄もありますが、PayPay証券ではどの銘柄も1000円から購入が可能です。
ペロトン(PTON)とかゾエティス(ZTS)とかROKUとかも入っているのは意外でした。
ETF(上場投資信託)のラインナップも主要なところは抑えており、株式以外にも債権ETFや金ETF、米国以外も中国やブラジル等のETFも取りそろえています。
まとめ
PayPay証券は「1000円から投資が可能」、「わかりやすいインターフェースで簡単操作、初心者に優しい」、「厳選された銘柄に投資可能」等という特徴を持ち、徹底的に初心者目線で作られたサービスだと思います。反面指値注文が使えない等のデメリットもありますので、メリット・デメリットを理解した上で初めて見るのはいかがでしょうか。
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