5月消費者物価指数が5%!利上げリスクが高まる!
5月消費者物価指数
つい先程、21:30に5月の消費者物価指数が発表されました。前回が4.2%で既に高かったですが、今回は5%と更に高く予想の4.7%をも上回る結果となりました。
【米国】消費者物価指数(CPI) - 経済指標 - Yahoo!ファイナンス
消費者物価指数は中央銀行のインフレ目標2%位を推移するものですが、今回はコロナショックで一時的に冷え込んだ需要が急回復している影響で物価が上昇している状況です。
物価が上がる(インフレ率が高まる)とブレーキをかけるために中央銀行が利上げを行う可能性が高まります。金利が上がると株のバリュエーションが下がり、株価が下がるリスクが高まります。もちろん物価が上がったからすぐに金利上げに走るようでは市場に与えるインパクトが大きいため、一時的な物価上昇なのかどうかを見極めた上で実際に利上げする場合にも徐々に中央銀行総裁発言から伺い知れるような形で、あまり市場に影響しないように配慮されます。そうは言っても前年同月比+5%という数字はインパクトのある数字です。
しかし、発表前後の株価(ダウ平均)の値動きをみると、発表時点の21:30では少し下がりましたがその後一気に200ポイントぐらい上がっています。
■ダウ平均1分足チャート
利上げリスクが高まって株価が下がると思いきや、全く逆の動きですね。ECB総裁のハト的発言があったり舌影響でしょうか。
市場は単純ではないので難しいですが、今の株高もずっと続くわけではなく、徐々に上値が重くなって来るとは思います。いつか来る暴落に備えていろんな資産に分散しておきたいところです。
本日は以上です。
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