ビットコイン400万円間近!アメリカ市場はローテーション開始?等本日の相場短評
昨日のアメリカ市場
昨日のアメリカ市場はダウが+1.44%、S&P500は+0.57%、NASDAQは-1.40%となっています。ハイテク株が売られている用に見えますがラッセル2000は+3.98%となっており、GAFA等の指数に影響を及ぼしやすい大型のハイテク株が軒並み下がっており、小型ハイテク株はそこまで下がっていない形になっています。
ダウ構成銘柄の動きを見てみると、金融やエネルギーなどのバリュー銘柄は大きく上昇している中、アップル、マイクロソフト、CRM等は軒並み下落しています。
要因は色々考えられますが、ジョージア州上院選挙で残り2議席がともに民主党が確保する可能性が高くなり、民主党の意見がより通りやすくなる→GAFA等に対する規制強化が懸念されるため、今回のようなローテーションが起こっていると個人的には考えています。
このローテーションは既に昨日の相場で織り込まれ済みなのか、今後も続いていくのかはわかりませんが、特にGAFAへの投資が主になっている方はこの点も頭に入れて今後の投資戦略を練っていく必要が有ると思います。
ビットコイン400万円間近!アルトコインも強い!
ビットコインの上昇が止まりません。現在38500ドルぐらいで、日本円換算で400万円届きそうな勢いです。
■日足チャート
■週足チャート
週足のRSIは95を超え、歴史上でも2017年の仮想通貨バブル時のRSIを超え、2013年以来の高水準が続いています。4日前に暴落したかと思ったら再度上昇し続けており、ボラティリティの高さもすごく、ジェットコースターに乗っているようなチャートで触るべからずといった感じです。
また、アルトコインの伸びも顕著になっています。いずれの銘柄も上昇中ですが、特にリップル(XRP)をピックアップすると12月の間は強烈な下がりトレンドでしたが、ここに来てMACDが上向きに抜けてRSIも50を突破し、一応テクニカル上は強気トレンドが開始している状況にあります。
■XRP日足チャート
短期的にはここから更に上昇していく可能性は高いと思いますが、SEC(米証券取引等監視委員会)から提訴されており仮想通貨としての体裁が保てない可能性があるというファンダメンタル上の課題がまだつきまとっていますので、中長期的にはまだ不安があります。あくまで投資は自己責任でお願いします。
他のアルトコインも上昇基調にありますが、特にステラルーメン(XLM)はここ3日で3倍になるなどしてかなりの上昇を見せています。
■XLM日足チャート
先日ご紹介したテゾス(XTZ)とChainLink(LINK)も上がっています。
■XTZ日足チャート
■LINK日足チャート
どちらも一旦ボリンジャーバンドを上に抜けているので1日2日は下落の可能性を含んでいますが、まだ上昇トレンドを開始してすぐなのでまだまだ伸びていく可能性は大いにあると思います。
リスクとしてはビットコインが高すぎることが上げられます。アルトコインはビットコイン建てで取引される事が多いことから、ビットコインが下落に転じると軒並み下落する可能性が高いです。ビットコインはかなり割高な圏内にあるため暴落リスクは依然として高く、XTZやLINK等が上昇してすぐではありますが、ビットコインによって一気にトレンドが下に向く可能性を念頭に入れて取引に望まれる方が良いと思います。
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