ときわの米国株資産運用

ときわの米国株資産運用

米国株小型成長株分散投資を中心としつつ日々の資産運用結果を報告します。ファンダメンタル、テクニカル分析も交えて日々オススメ銘柄紹介等、役立つ情報をお伝えしていきます。投資は自己責任でお願いします。

【銘柄分析】ペロトン(PTON)の企業分析

目次

 

ペロトン・インタラクティブ(PEROTON INTERACTIVE)とは?

 

2019年9月にNASDAQに上場した、アメリカの新興フィットネス×テクノロジー企業です。家庭内で使用するエクササイズバイクを販売しており、そのバイクと併せてオンラインでエクササイズを受講できるサブスクリプションサービスを提供しています。

健康という分野は長期的に需要が減ることは考えにくく、むしろ自動化等で体を動かす需要であったり、コロナ化で家でも運動できる需要は確実に大きくなっているため、今後の成長には注目です。

 

具体的にどのようなビジネスを行っているのかは以下のような記事でわかりやすくまとめられています。興味がある方はぜひご覧ください。

 

medium.com

 

vells.jp

 

家でのエキササイズはどうしてもモチベーションが続きにくい。ジムに行くのは面倒だし気軽じゃない。という需要にとてもマッチしたビジネスを展開していると思います。

 なお、日本ではサービスを展開していません。今後展開したとしても、日本の住宅事情はアメリカのそれと比べて狭くてエキササイズバイクをおける家庭は限られているので、市場規模としては小さいでしょう。

ファンダメンタル分析

ウェブサイト
電話番号
--
従業員数
3,281
代表者役職名
--
代表者氏名
--
業種
娯楽用品
時価総額(百万ドル)
32,088.70
売上高(百万ドル)
1,825.90
企業価値(EV)(百万ドル)
30,333.70
当期純利益(百万ドル)
-71.70
EBITDA(百万ドル)
-49.10
事業概要
ペロトン・インテラクティブ(Peloton Interactive, Inc.)は、インタラクティブフィットネスプラットフォームのプロバイダーである。
事業内容
テクノロジーに対応したコネクテッドフィットネス、及びインストラクター主導のブティッククラスのストリーミングをメンバーにいつでも、どこでも提供する。コネクティッドフィットネス製品、サブスクリプション、及びその他の3つのセグメントで事業を運営及び管理する。コネクティッドフィットネス製品は、バイクとトレッド、及び関連するアクセサリーを含む。その他セグメントは、「Peloton」というブランドのアパレルを含む。
決算概要
BRIEF: For the fiscal year ended 30 June 2020, PelotonInteractive Inc revenues increased 100% to $1.83B. Net lossapplicable to common stockholders decreased 71% to $71.6M.Revenues reflect Connected Fitness Products segmentincrease from $719.2M to $1.46B, Subscription segmentincrease from $181.1M to $363.7M, North America segmentincrease of 94% to $1.74B, United Kingdom segment increasefrom $17.1M to $82.3M.

損益計算書

(単位:百万ドル
2017/06 連
2018/06 連
2019/06 連
2020/06 連
同業種平均
発表日時
2019/09/10
2019/09/10
2019/09/10
2020/09/11
--
決算期 連・単
--
売上高
218.60
435.00
915.00
1,825.90
1,924.87
売上原価
144.70
245.40
531.40
989.10
1,420.70
129.50
210.30
521.80
808.70
330.15
営業利益
-70.70
-47.50
-202.30
-80.80
97.59
税引き前当期利益
-71.10
-47.80
-195.60
-68.40
81.35
当期利益
-71.10
-47.90
-195.70
-71.70
51.39
3.70
6.60
21.70
40.20
37.08
研究開発費
13.00
23.40
54.80
88.70
56.25
EPS
-0.58
-0.17
-0.88
-0.32
1.24
潜在株式調整後EPS
-0.58
-0.17
-0.88
-0.32
1.21
一株当り配当
0.00
0.00
0.00
--
1.10

貸借対照表

(単位:百万ドル
資産の部
2017/06 連
2018/06 連
2019/06 連
2020/06 連
同業種平均
--
150.60
162.10
1,035.50
208.43
短期投資
--
0.00
216.00
719.50
169.96
現金・短期投資
--
150.60
378.10
1,755.00
188.98
売上債権
--
9.40
18.50
34.60
143.73
--
25.30
136.60
244.50
331.84
その他流動資産
--
0.10
0.10
--
19.51
--
203.80
581.70
2,158.60
697.40
有形固定資産合計(純額)
--
36.20
249.70
734.80
303.93
無形固定資産
--
24.50
19.50
16.00
237.37
総資産
--
271.20
864.50
2,981.80
1,513.48
負債の部
         
短期有利子負債
--
--
--
--
67.99
流動負債合計
--
170.20
290.80
772.20
401.96
固定負債(長期借入負債)
--
0.00
0.00
0.00
366.64
負債合計(有利子負債+支払手形)
--
0.00
0.00
0.00
428.00
繰延法人税
--
--
--
--
23.89
少数株主持分
--
--
--
--
12.05
その他負債
--
10.30
171.20
531.60
106.93
負債及び少数株主持分の合計
--
180.50
462.00
1,303.80
894.68
資本の部
         
資本金
--
0.00
0.00
0.00
8.31
資本余剰金
--
20.50
90.70
2,361.80
456.39
利益剰余金
--
-336.10
-629.50
-693.90
367.31
純資産合計
--
90.70
402.50
1,678.00
618.80
負債及び資本合計
--
271.20
864.50
2,981.80
1,513.48
--
--
--
--
--
総資産経常利益率
--
-17.66
-22.64
-2.40
3.40
--
-52.81
-48.62
-4.27
8.31
発行済み普通株式合計
--
279.39
279.39
288.06
54.14
発行済み優先株式合計
--
--
--
--
0.60
従業員数
--
1,787.00
1,977.00
3,281.00
4,702.90

キャッシュ・フロー

(単位:百万ドル
2017/06 連
2018/06 連
2019/06 連
2020/06 連
同業種平均
営業CF
-18.60
49.70
-108.60
376.30
172.09
投資CF
-10.20
-56.70
-297.50
-741.30
-125.95
財務CF
143.60
3.10
417.20
1,240.20
21.81
155.50
151.60
162.90
1,037.00
149.25
楽天証券より抜粋

 

あまり特筆するところはありませんでしたが、売上成長率は3年連続で100%前後で推移しており、成長株らしい良い伸びを見せています。時価総額は300億ドルを突破しており、そこそこ大きくなってきているので、ここから急に10倍等といった急発展は難しいかもしれません。ですが成長し続けることが出来れば長期的には今後も株価は伸び続けていくものと思います。

 この銘柄のいいところはなんと言ってもブルーオーシャンであり競合他社が少ないながらも知名度が上がってきているということでしょう。2012年よりサービスを開始して現在50万人の会員がいるということですが、今後の伸びしろも注目できるので長期的には期待できます。

 

 

テクニカル分析

 ■ペロトン(PTON)の日足チャート

 f:id:ekeche:20201104010550p:plain

 

コロナ下の大底から6倍以上に伸びて居ますが、10月的頃より雲行きが怪しくなって来ています。MACDデッドクロス形成、RSIも先日50を下回って弱気トレンド入りしています。本日のアメリカ市場は全体的に好調でNASDAQも+2%となっていますが、この銘柄は-1.26%と非常に弱いパフォーマンスです。

今は一旦持っている一部を利確してもいいタイミングだと思います。長期的な投資を検討している方はこの下落トレンドが収まってから、落ち着いたタイミングで入ることをおすすめします。下落するナイフは掴むべきではないので、直近の伸びから割安だ、と安易に判断して全力買いに走るのは辞めたほうが良いです。

 

まとめ

健康需要は決して今後も落ちることがなく、むしろ高まっていくと思われる中、競合他社が少ないフィットネス×テクノロジー知名度を拡大していっているこの銘柄は長期的には買いだと思います。

ですが、現在は下落トレンド入りしているため急に飛びつくのは得策ではありません。落ち着いたタイミングで長い目線で投資するようにしていきたいと思います。

 

 

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